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過去記事で
「牝馬が結果を出しやすい」
「牝馬が結果を出しにくい」
ということを書いています。
このことからも分かるかと思いますが
血統によって牡馬・牝馬で差が出るのか?
という命題について
血統偏差値的には
「ある」という立場を取っています。
これがどのようにして
「ある」としているかを
考えてみます。
少し前だと
・フジキセキの牝馬は走る
・ダンスインザダークの牝馬は走らない
・ネオユニヴァースの牝馬は危険
というようなことが
言われていました。
血統による
牡馬が走る/牝馬が走る
この違い
ありそうではあるのですが
少数のサンプルやイメージで
語られる場合も多いようです。
そこで、実施の数字では
どのようになっているのか?
ということを
まずは確認してみます。
まずは、牡馬1頭あたりの
獲得賞金を100とした場合
牝馬はどれくらいになるのか?
を見てみます。
以降は、この数字を
便宜上 牝馬率 と表記します。
過去に日本で出走した
15万頭超について調べてみると
牝馬率は47.11となります。
牡馬:牝馬 = 100:47.11
この47.11という数字が
大きいか?小さいか?については
今回の考慮対象外なのですが
牝馬の獲得賞金は
牡馬の半分以下ということであり
思ったよりも小さいな
というのが率直な感想です。
冒頭に挙げた3頭の種牡馬について
牝馬率を算出してみると
下のようになります。
フジキセキ 100:66.45
ダンスインザダーク 100:33.51
ネオユニヴァース 100:32.03
これだけ明確な差があるということは
やはり、血統により牡牝の差はある
とするのが正解のようですね。
この差が出る原因としては
・気性的な問題
・レース条件の合う/合わない
があるのだと思います。
血統偏差値では
過去の競走成績をサンプルとして
その血統を持つ馬が
どれくらい稼げそうか?
を算出しております。
牝馬率についても同様に算出しており
牝馬率が47.11 を超える場合
「牝馬が結果を出しやすい」とし
それよりも小さい場合
「牝馬が結果を出しにくい」
としています。
先に挙げた3頭の種牡馬の場合
過去の競走成績が
牝馬が結果を出しやすい(出しにくい)
となっているので
やや平均よりにはなりますが
評価を算出しても
自ずと実績同様の評価になってきます。
フジキセキ 100:50.79
ダンスインザダーク 100:45.87
ネオユニヴァース 100:46.19
配合相手の牝馬にも
同様に牝馬率の大小があり
相手次第で数字の増減は出てきますが
上記の数字がベースとなります。
皆さん薄々気づいているであろう
ディープインパクトは
牝馬の方がいいのではないか?
という点について。
産駒の牝馬率ベースは
51.4となっており
この数字はフジキセキを
凌ぐものとなっており
血統偏差値的には
フジキセキ以上に
・ディープインパクトの牝馬は走る
という格言が当てはまる
という見解です。
もちろん総合的な評価が高いので
牡馬も走ってくるワケですが・・・。
(以下は想像込みになってしまいますが)
ディープ牡馬の主戦場となる
芝中距離近辺の条件で
ライバルとなる種牡馬として
ステイゴールド・ジャングルポケット
あたりが挙げられますが
これらの牝馬率が非常に低いため
(=牡馬が結果を出しやすい)
ディープインパクトは
牝馬の方が結果を出しやすい
となっているのではないでしょうか。
ステイゴールド 100:44.19
ジャングルポケット 100:44.06
表の見方等については、
こちら をご覧ください。
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