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血統偏差値研究所

競走馬の血統について研究しています。

2014年 種牡馬・考 ~~ 3代前のサンデーは危険!? ~~

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2014年 種牡馬・考 ~~ 3代前のサンデーは危険!? ~~

今回は少し趣向を変えて
過去記事でも何度か書いている

3代前にサンデーが入っていると
血統的な評価が高くなりにくい

という説について考えてみます。





この説は、
まだあまり唱えられておらず
後で見返した時に

先見の明があったとなるか
笑い物になるかになるのでしょうね。

できれば前者でありたいと
思っているのですが・・・。


話を分かりやすくするために
3代前のサンデーとしていますが

実際には4代前に入った
Wishing Wellから受けるアシストが
芝・ダートとも弱く

また、さすがのHaloも
それをカバーするだけの
影響力はありません。


3代前のサンデーが入っている
ということは血量にすると
1/8 になります。

残りの 7/8 でWishing Wellの
マイナス分をカバーできれば
良績を残すことができるのでしょうが

配合相手としてサンデー抜きを条件に
それが揃っている馬を見つけるのは
なかなか難しいことです。

それに、その1/8 の分
別の良質な血を持つ馬が入っている
配合には敵わないでしょう。


サンデーサイレンスを
日本に連れてくることができた
要因の1つとして

母系の貧弱さがあったから
という点が挙げられております。

代を重ねるに連れて
その母系の弱さが
表面に出てしまうのではないか

というのが
血統偏差値的な解釈です。


実際の戦績を見てみると

3代前がサンデーサイレンス
ということは

  1.父がサンデーの孫
  2.父の母がサンデーの直仔
  3.母の父がサンデーの直仔
  4.母の母がサンデーの直仔

の4パターンが存在します。

当所調べによると
5000頭超の馬がレースに出走していて

獲得賞金1億円超の馬が45頭。
1%弱の割合となります。


1のパターンは
今のところは下のような
父親を持つ馬ということになります。

  ダイタクリーヴァ
  キンシャサノキセキ
  カネヒキリ
  ツルマルボーイ
  ザッツザプレンティ
  ディープスカイ
  アドマイヤオーラ

このパターンでの
獲得賞金1億円超は3頭。

まだ産駒が
デビューしたばかりの父もいて、
結論付けるのはまだ早いのでしょうが

現状では、やや物足りない
というのが正直なところ。

今後、ヴィクトワールピサや
ナカヤマフェスタといった父の産駒が
デビューを控えており

これらの父次第という向きもありますが
はたして、どのような結果になるでしょうか。


2のパターンはちょっと特殊で
獲得賞金1億円超は6頭いるのですが
その全てがアドマイヤムーンの産駒。

活躍の場も芝短距離が多く
父の母であるケイティーズファースト
がカバーしているという印象を受けます。


3と4のパターンは
獲得賞金1億円超がそれぞれ
32頭と4頭。

サンデーの入っていない
父を探すことになりますが

父になるのはそれなりに
優秀な血であるため

難しいながらも
比較的結果を
出しやすいのでしょうね。




表の見方等については、 こちら をご覧ください。




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